いい子を見て「いい子」になった

3、4年生の最後のクラスを終えて、教室を出る準備をしているところに、数人の子どもが立ち止まって挨拶した。
「1年間どうもありがとうございました」

わたしも彼らだったら、その1年間の先生がどういう人であったにかかわらず、やはり「ありがとう」は言いたいと思っただろうが、実際に声に出して、この日にちゃんと言えたかな。

家庭教育と、子どものまっすぐさの最高のコンビネーションの現れに違いない。
感動的だった。

ずっと、潜在意識のなかでこの印象が残っていたのだろう。
今月は、中学生時代の「3人娘」のひとりの誕生日だと思い出した(この小学校の卒業生!)。
そこで、誕生会を3人ですることにした。

なぜか、小学生の「ありがとうございました」が、わたしの旧友への
「今も友だちでいてくれてありがとう」
につながった……。

子どもにまた教えられた様だ。

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