小学校での新学期に向けて:発表会で思ったこと

3、4年生の発表会が終わりました。
いろいろな思いが頭を駆け巡っています。
いくつか挙げてみます。

・みんなの前で自分の読みを披露することが、励みになる子がいてくれたのは、とても嬉しいことでした。
スラスラ読む子にも驚かされますが、なんといっても嬉しいのは、表現を考えて感じを出して読もうとしてくれたことです。

・そんな表現の素晴らしさについて、褒め足りませんでした。
大人はついついヘタな新劇役者風(クサイ芝居?)になりがちなのですが、子どもの表現はそれこそNYアクターズスクールがモットーとしているような自然さがあります。
特に、本文中の子どもの台詞など、舌を巻きました。

・「発表会」と言いながら、何度もわたしが中断させて、レッスンみたいにしてしまいました。
声が小さくなると、観客になっている他の子どもたちがあきてしまい、そこで「声を大きく」など指導をしたのですが、物語の腰を折ることにもなった一面もあるでしょう。

・練習が足りない子もいて、その子らには「発表」が苦行と感じさせはしなかったかでしょうか。
これで、英語が嫌いなったら、本末転倒……。
当日の「黒子」のサポートを充実させるために、助手に来てもらったりしたのですが、事前の練習はすっかり家庭任せ。
練習の時間をもう一回くらいとるか、発表は希望者だけにするか、いっそなしにするか。
これも迷います。

新年度からは、また異なった方法でのRAになります。
「英語を好きにする」というもともとの指導の目的を、さらに強く意識したワークショップを目指したいと思います。

コメントを残す

CAPTCHA