小1が選んだリードアラウドの本:その2

さて、1年生が、リードアラウドしてきた7冊の中から、なぜこの5冊を選んだのか、少々分析してみたい。

1.『No David』『Yo! Yes?』…文章はかなり少なく、CDが付いていない。男子が大声で叫ぶことができる
※加減が難しいのだが、表現として「あり」なら、楽しさ演出の一環として、羽目を外して叫ばせている。これが、男子のお気に入り?

2.『Goodnight Moon』『Three Little Kittens』……文章が多いが、CD付き
※家庭でのサポートが、功をそうしていると感じる。

3.『Tough Boris』『Two Eggs, Please.』(選にもれた)……非常に個性的。文章は多くはないが、語彙がちょっと特殊。CDが付いていない
※逆説的だが、これも家庭のサポートがあることの証拠か。
つまり、親が知らない単語が使われているということ。普通の英語の授業では習わないものだ。
だが英語圏では、絵本で使われるくらい日常的なものだ。
だから、わたしとしては習得させたい語である。
今後、教授法の工夫が必要だろう。

特筆したいのは、2位に『Goodnight Moon』が挙がったこと。
反射的に、意外と思った。
しかし、すぐこの結果の重要さに気付いた。
恐らくこの人気の秘密は、韻に特別注意を促し、印象付けられたから。
子どもたちが、韻を踏んだ文章をリードアラウドして楽しんだ結果だろう。

この進め方のコツを何かの形でまとめて、リードアラウドしようという大人たちのヒントにしてもらおう!

Tough Boris
『Tough Boris』

Two Eggs, Please.
『Two Eggs, Please.』

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