精読か多読か

『学び直す英語』というタイトルで、Aera Englishの別冊が3月に刊行されるらしい。

先日はその取材を受けた。
もちろん洋書を使っての勉強法を尋ねられた。

答えたエッセンスだけを書くと、
●自分に合ったレベルを知る(この方法については、次回に)
●自分のレベルと本のレベルを合わせる
●レベルを知るのに、レクサイル指数を使う
●「レベルに合う」というのは75%理解できること
●75%理解できる本なら、面白く感じてどんどん読める
●75%理解程度の「ほぼ精読」をし、どんどん読む気になるので結果として「多読」になる

興味深い質問を受けた。
1.「ガーデニングやホビーなど生活、趣味、実用書を読むというのはどうか」
英語力養成に必要な2要素として密度と内容、があると思っている。
その密度をより密にするために、内容が基本的には情報だけである実用書や、ノンフィクション、事典や新聞、雑誌はとてもいい。

4,6時中、内容重視の小説ばかり読んでいると疲れるので、通勤中はコレ、食後はコレ、寝る前はコレと、どれも英語にはするのだが、軽めのものも平行して読むと、その日の「英語密度」が濃くなる。

2.「精読か多読か」
上記したように、かたっぱしから辞書を引いて和訳してという精読ではないが、75%は辞書なしでわかる本を選んで読む。
軽く読めるから、沢山読むようになり、気が付くと多読していることになる。
自然に精読で、自然に多読する両方ということ。
どちらかではない。

インタビュー後、重要なことを言い忘れたのにはたと気付いた!
もうバカバカバカ。
上記のような、わたしが信じる英語上達法に基づいて作ったブッククラブがあるのだ。
特に英語をやり直す大人におすすめE、F、Gコースの存在を、伝えるのを忘れてしまった……。

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