冬でも半袖、あたりまえ

日本から、今年のポートランドは寒いと聞いて、4枚重ねで下半身を防寒した友人がやってきた。
「これでちょうどいい」
と、簡易カイロは体にはりつけるのはやめた。

が、しかし。
この日、Dim Sum(点心)ランチにと中華街に現れたポートランド在住の若い友人(妻:アイルランド+1/32チェロキーインディアン、夫:オランダ+1/32?インディアン)ときたら!
上着を脱ぐと、妻はフレンチスリーブ、夫はTシャツ。
日本からの友人の驚いたこと、驚いたこと。

「ね、どうして?」
と友人は信じられない、という目をするが、ま、わたしにはそう驚きはない。
家にいるアメリカ人(チェコ+レバノン)やその親戚、またアメリカと日本のハーフとそのハーフの友人たちは、いつだって半袖か、長袖を30%以上巻き上げている。

NYに住んでいる若者が、興味深い観察をしていた。
それによると、どうやらアフリカ系は日本人同様か、それ以上に寒がりらしいのだ。
ダブル・オーバーコート(オーバーの2枚重ね)をよく見るという。

さて、先日行ってきた冬の上海の情報もついでに。
上海人の友だちの妻は、4枚重ねの衣服を披露してくれた。
電力消費節約のために、暖房の設定温度がかなり低く、家の中でも息が白い。
そんなこともあっての厚着だが。
そうそう、以前に幼稚園で子どもたちの「お着替え」の手伝いをしたとき、香港人の子は、絹の綿入れ+シャツ+カシミア下着+木綿下着の4枚重ねで大変だったのを思い出した。

これら少々の印象からではあるが、どうも寒さに強いか弱いかの傾向は、人種の起源による気がしてきた。
ヨーロッパ系の白人は寒さに強い。
アフリカ系は弱い。
そして中国人も日本人も、南方から来たらしく、寒さに弱い。

そして…、
ついに昨日、寒空のポートランドで、タンクトップの女性を見た!

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