都内のある公立小学校の放課後クラスで、リードアラウド実習生が教えている。
先日はSさんの実習で、No! David が目出たく終わった!
Sさんは、RA開始前に生徒たちの名前を確認しながら、家で読んできたかなどをちょこっと話した。
その効果抜群である。
あっと言う間にクラスと打ち解けて、「新しい先生」に対する生徒の緊張を取るマジックを披露。
わたしも落ち着いて、生徒にまじって席についた。
本文はもともと、デビッドのお母さんのせりふだけで出来ている。
そのお母さんの叱咤に対する、デビットの簡単な「口答え」を板書し、ペアで会話のように読んでもらった。
読める!
どれも短い文だが、どうやら生徒たちは読めるようだ。
板書の新せりふの効果か、「飽きた」という空気もない。
そしてS先生!
声の張りや生徒への目配り、お見事。
クラスの担任と言っても違和感がないほどの、親しいムード作りの名人である。
でもこれは、これまでの実習の先生が固い畑を耕してきたおかげでもある。
みなさん、ありがとうございます。
共同作業はただ今、順調。
『No, David!』
小学校での実習にドキドキで向かった渋谷です。でも、素直な可愛い子ばかりに緊張もほどけました。英語への興味もあるし、上手になりたい気持ちも伝わってきます。これまでに楽しい指導を受けてきた賜物だと感じた時間でした。ちょっと照れている男の子もいました。英語なんか必要ないよ・・と小声でぶつぶつ言っていましたし、どうやら英語は嫌いらしいの・・という先生からの情報もありましたが、“それどういう意味なわけ?”と知らなかったフレーズを聞いてくるあたりは、捨てたもんじゃありません。
3回目の最終回のNo, David でしたので、それぞれもひたすら読む・・という事からもうひとつの段階を上がって、これどういう事?とかココがうまく読めない・・と自分を振り返ったり、表現にも少し工夫している子もいるので、このまま楽しく続けて欲しいなぁと思いつつ帰ってきました。また子供たちの名前も少ないので覚えやすいのですが、途中から来た子や、今どきの子供の名前に馴染みが薄いので、現地に着いたら事前にネームタッグをチェックして、情報として頭の中に入れておけば良かったなと反省してます。また自分に関しては弱点も更にわかり、当日までどう進めて良いのか思い悩んだ実習ではありましたが、大島先生のフォローの元にとても良い経験となりました。これから臨まれる皆様Good luck!