え〜、リードアラウドって体育会系ですか

 わたしは、生まれつき(多分)体育が好きではない。なるべくそれを避けてこれまで生きてきた。晴れても雨が降ってもいつでも読書。晴れると校庭に無理矢理出されて、小学生時代は泣いた。
 
 水もだめだ。自宅の風呂で3年生のときに溺れて以来、恐い。泳げるが、パニックを起こしやすい。野球もルールを知らず、ベースを踏み忘れアウトになったことがトラウマだ。アメフトの応援に行ったが、ウェーブをやったことしか覚えていない。テニスも弓道も腕をすぐに痛めた。ゴルフは後ろに飛ばして、人にけがをさせた。車の運転では、また最近ぶつけた。

 なのに、ボイス・演技コーチの中西先生が「演技、朗読などは体育界系ですね」「筋トレのようなものが必要です」とおっしゃる。ガ〜ン。

……そして今週のわたしの課題は、下半身の訓練なのである。「声がまだあまり響かない」。「鳴ってないですね」と先生はつぶやく。

 声がまだわたしの腑に落ちていないってことなんでしょう。リードアラウドでも、筋トレが必要とは。そして体育会系だなんて。でも、正確に言えばリードアラウドには、文科系の要素と体育会系の要素の両方があって、どちらも持ち合わせていなければ、ということだ。

さあ、「文武両道」めざし、またこれから下半身に重心をおとしてのリードアラウドの練習だ〜。