2009年から「リードアラウド」の新挑戦:老人ホームで「バイリンガル絵本朗読」

 わたし自身がヴォイス・コーチングを中西健太郎先生から受け始めて、多少自己満足的に言うと、気持ちよく声が出るようになった。第一今までは、声を出して「気持ちよい」と感じる脳の「野」がなかった。
 もちろんまだまだなので、時々朗読していて、声の「天井」のようなところにぶつかって、「気持ちよくない」声になる。でも、これらを感じられるだけでも、感受性が高くなったのは確かだ。

 また、声の他に演技力も少々……。実際、絵本の朗読を録音してみると、以前よりそれがついたのが客観的によくわかる(自画自賛的?)。しらじらしさは、ところどころ残るが、部分的に聞くに耐えるところがでてきた。また、もうひとつ分かったのは、立て続けに朗読しても、集中力がなくなるととたんに、元通りの聞けたものではなくなるということ。ここでも感受性というか、耳が肥えたようだ。

 こんな今日この頃、そろそろ、自分に新たなハードルをつけようという気持ちになった。そこで、世田谷のとある介護付き有料老人ホームに、2009年からの定期的な「朗読」ボランティアを申し出てきた。

 そのホームには、外国に住んでいた年配者も入所しているというので、もしかしたらバイリンガルの朗読、そして参加型のいつものリードアラウドも出来るかも知れない。が、「子どもよりも、難しいかも知れませんよ」と、所長がにやり。

 絵本が手元にない、まったくの「聴衆」であるみなさんを惹き付けられるだろうか。このホームには、一流のものに接してこられた年配者も多いと聞く。「もんくの多い客」もいるのだろう。そういう人たちのエンターテイメントになれるよう、「表現者」のひとりとして、2009年はもっと芸を磨く!

 

 

「2009年から「リードアラウド」の新挑戦:老人ホームで「バイリンガル絵本朗読」」への2件のフィードバック

  1. Sachi より:

    素敵な試みですね。私もいつか・・・と目指しているひとつでした。同じように大島さんがお考え…と知りとても嬉しく思ってます。
    またブログで様子をお聞きするのを楽しみにしてます!

  2. Reiko より:

    刺激的なWS。いつもの自分よりも180%で臨む。毎回目から鱗ボロボロ。娘が新体操をやっている。中西先生の地球からのパワーをもらう大きな自分を意識する-という表現を伝えたら、何と演技が数倍大きく堂々と踊る。ここでも鱗がぼろり。そうだ、子供が引くなら子供を巻き込むRAをすればどうなんだ!またまたワクワク感が芽生えるWS.がんばるぞ!!!

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