Fluent Reader(英語がスラスラ読める人)って?『Fluent Reader』まとめ:その1

 「絵本を使って英語をどう教えるか」に興味を強く持つ英語の先生たちと始めたFluent Reader
The Fluent Reader:Oral Reading Strategies for Building Word Recognition, Fluency, and Comprehension
『The Fluent Reader:Oral Reading Strategies for Building Word Recognition, Fluency, and Comprehension』

という本の勉強会が終わった。

 この本で何が学べると思って、わたしは選んだのか。まず、Fluent Readerという位置づけに興味を持った。そして、「スラスラ読める」よう、英語圏の子どもたちはどう学んでいくのか?「読める=I can read」って、どういうことなのか?
また、Fluent Readerになるよう子どもを育てるのが目標である、というアメリカ教育界の認識にも興味を持った。

 英語というのは、フォニックスを知っているとsound outできる言語だ。だが、このsound outはreadingではない、という認識に強く共鳴した。英語が「読める」ようになると日本でも喧伝されるフォニックスだが、それはRead とは違う。その語を発音できる、sound outが出来るようだけのこと。まあ、それはそれで出来るに越したことはないが、これだけでは本の内容は理解できない。

 「本はいくらでも読めるよ。だけど、何が書いてあるか分からないから、つまんない」と言ったインター校に通っている子どもの言葉が、ずっと胸に突き刺さっていた。ここでの「読める」はreadではなく、sound outだったのだ。He was not READING, but sounding out!

 じゃ、Fluent Readerってどういうこと?どうやってそう育てるの?とわくわくして読み始めたのが、この本だった。「戦略をもったoral readingをすべきである、というのが本書の言わんとしていることだった……。  つづく