Brown Bear Brown Bear…は、どう読みますか?

 リードアラウドを、クレヨンハウスで奇数月の日曜日の朝(今月は最終日曜日)にやっているが、10:45にそれを終えた後、クレヨンハウスの店のほうで、立ち話ではあるが参加者の質問を受けている。

 以前にそこで声をおかけ下さった方から、最近お電話で「Brown Bear Brown Bear What Do You See?
Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』

は、どうリードアラウドしますか?」と尋ねられた。……さて、わたしの答えは?きっと、拍子抜けなさったことだろう。

 「その本は使わないので、分かりません」。わたしのやっているリードアラウドは、選書と読みがセットになったようなもので、独特な選書も、いわゆるウリのひとつ。先達が多くお使いになっていることも、わたしがわざわざ使う必要はない、と考える理由だ。また、sound outの練習にはいい本だが、読解とか物語について学ぶには、内容が繰り返しで、知育的意図がみえみえのようで、選べない。パターンがすぐに見えて、ごく年少でないと飽きてしまう子がいることだろう。

 何か、読み手にも発見のあるものにやりがいを感じる。やはり、感動を伝えることがリードアラウドの目的のひとつなので、読み手の心が動いたものを、これからも使っていこうと思う。

 

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