Oral Reading がキーワード:その2

The Fluent Reader:Oral Reading Strategies for Building Word Recognition, Fluency, and Comprehension
The Fluent Reader:Oral Reading Strategies for Building Word Recognition, Fluency, and Comprehension
というアメリカの小中学校の先生用のテキストを、3月から月に1回のペースの勉強会で3ヶ月かけて読み始めた。勉強会参加の先生方と日本の英語教育の現状などと照らして、「日本仕上げ」に出来ればなと思う。

 初回に参加した方々は、期間に違いはあれどもみんな留学経験者。英語を何らかの形で教えていたり、教えたいと思っていて、かつOral Readingというキーワードに惹かれた方々なので、自分が発音することに躊躇(ちゅうちょ)はない。それを前提にその先の教授法を研究するわけだが、実はこの前提を日本の英語の先生の標準に照らすともう「並」じゃないのかもしれない。

 たとえ、このFLUENT ENGLISHというテキストを翻訳出版したいと思っても、これが役に立つ先生方がどのくらいいるかが問題だ。ああ!まただ。すごい狭い「ニッチ」なことをしている……。

 でも、このテキスト、最初の3章をみんなで読んでみただけで、いかに声に出して読ませることで、子どもたちに英語の楽しさを伝授出来て、英語理解力をつける助けになるか伝えたい、という著者の熱意がわかる。アメリカの文科省にあたる機関で、1000人の3年生の調査をした結果なども踏まえているので説得力もある。

 ああ、日本の小学校英語指導者のみなさん。ゲームや歌や、ハロー、ハワーユーだけでなく、絵本をみんなで声に出して、そして感情を込めて読んでみましょうよ。おもしろいんだってば。子どもたちは、楽しめるんだってば。Let’s read aloud!

 ちなみに、次のわたしのRead Aloudは、4月25日(金)のクレヨンハウス。これは大人向けで
One Grain of Sand : A Lullaby
One Grain of Sand : A Lullaby』を読む。フォークソングの大御所であり、絵本作家でもあるPete Seagerの詩に、美しい絵をつけたものだ。Expressionが、大人たちの課題。書かれている英語を、本当に理解しているかどうかは、そのexpressionでわかる。意味を理解し、自分のものとして表現出来て初めて、You are reading fluently.ということなのである。