今度はお湯が出ない!

 3月1日土曜日、ポートランドに戻って来た。昨日までの東京よりちょっとだけ暖かい感じ。また雨が降ったりやんだり。
 1月に戻ったときは、暖房が壊れていた。今日は、お湯が出ない!シャワーに入れない。Heater tankを替えてもらったばかりなのに……。土曜日の夜だが、修理人を呼ぶ。
 45分後に来てくれたのは、暖房のときと同じお兄さん。新しいのを入れてくれたのもこの人だが、悪びれないというのか、悪びれる必要がないからか「ちゃんと入れたのに変だね」。何だか分からないが、いじって45分待ったら、熱いお湯が出始めた。

 ああ、これで湯船につかって『His Dark Material』シリーズのbook 3、The Amber Spyglass (His Dark Materials, Book 3)The Amber Spyglass (His Dark Materials, Book 3)
を読もう。

 そうそう明日の午後は『Aera English』の「Powell’s探訪」の取材。初めて訪れる人の目で、今日下見をしてきて再認識した。きめが細かい書店だ。つくづく思った。

 児童書であっても、関連ある場合はいろんなセクションに並んでいる。いくつかあるレジに、今日は列が出来ていたが、並んでいるときの目線の先にStaff Recommendationsを立てかけた什器があり、そこにも児童書が混在していたり。普通だったらジャンルが違うので離れたセクションになり、気がつかない本も、ちょっとした機転で関連させる。だから、お客には思いがけない発見があって、それが楽しみなのだ。飽きることがない。
 ファンタジーのセクションの天井からは、手作りらしいが素人離れした出来の張り子のドラゴンがぶら下がっているのも、今日発見した。

 店のレイアウトにも工夫がある。とても人間的というかorganicと言うか、関連のさせかたが人間の発想にあっている。子どもの本を見ながら棚をクルーズしていくうちに、親学や育児書、そして教育の本、教師用の本に続く。反対隣にはペットや、野外観察、ゲーム本のセクションが伸びる。子どもが興味を持ちそうなセクションだろう。

 明日はお客さんたちだけでなく、こんな本への愛のあるパウエルズのスタッフたちにインタビューする。お客さんでごった返す日曜日なのでちょっと邪魔になってしまうのが心配だが、おおらかなポートランド人に甘えよう。社長のパウエルさんまで、日曜なのに来て頂く。

 これらの記事は、『Aera English』6月号をお楽しみに。