盛況だったクレヨンハウスでのリードアラウド

 11月23日は、北風が吹く寒い朝だったが、クレヨンハウスには30人?(主催者側発表では40人)が集まって、和気あいあいと英語絵本のリードアラウドをわたしと一緒にした。わたしは、いつものように汗を一杯かいてのフル回転。終了後、やったー!という爽快な気持ちがした。

 あの「おっかけ少年」、この日もいたいた!会の始まる前には英語でいろいろ話しかけてきた。かなり「ネイティブ度」が高い。もうひとり、よく見かける少年、5歳くらいだろうか。彼も真ん前にすわって、よく口まねをしてくれた。それから、真ん中の最前席にはもうひとり少女がいて、この少女がまたまた素晴らしい。感情の表現が抜群なのだ。噛み締めるように、一語一語発音し、わたしが強調したとおりに再現する。たぶん、となりにいらしたのがお父さんだと思うが、少女はまるでひとりで出席していると思えるくらい自立している。6歳くらい?今後が楽しみなひとりだ。

 後ろの席や、横の席もかなりの「役者」ぞろいで、楽しくなる。ご婦人たちの「はじけ」っぷりがいい。だが、大人へのわたしの「つっこみ」の、度が過ぎてしまいそうになるのを、いつも注意している。つかず離れずの調節が、なかなか難しいところ。発音チェックも、あまりやり直しをして頂いては、もしかしたら「恥」と感じられるかもしれない。適当に切り上げるようにしている。
このへんの度合いの測り方は、指導者にとって「芸」の領域に近いだろう。さらに芸を磨かなければならない。

 使った絵本、Merry Christmas Very Hungry Bearは、やはりウケがよかった。絵だけで物語の筋をたどるにも適していて、無理があまりない。来年までに、このくらいの使いやすいクリスマス本を見つけられるだろうか。

 12月1日は、とうとう最後の「指導者向けリードアラウド・ワークショップ」。うまく、そして印象深く締めくくりたいものだ。
 12月10日は、成蹊。これで今年は最後!

Merry Christmas: Big Hungry Bear!
Merry Christmas: Big Hungry Bear!
作者:Audrey Wood, Don Wood

 

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