広島で大島が考えた

 広島のフタバ図書で、久しぶりの仕事。東京と比べると人口も少ないので、もちろん既存の「英語人口」だって少ない。そこでどうやって、より多くの人に、広島で英語の本を手にとってもらえるか。ずっと考えている。

「リードアラウド」と言ったところで、何の意味もまだないから人だって集まらない。英語絵本の新刊で素晴らしい本があったって、同じくわたしが品揃えをお手伝いしている東京の北青山のクレヨンハウスみたいにスーっと売れたりしない。

 フタバ図書でもクレヨンハウスでも、それぞれにわたしにはチャレンジである。悩ましいことも多いが、そのチャンスを与えられていることに深い幸せを感じる。ああ、魅力ある洋書の棚を作りたい。

 そこで、である。「リードアラウド」から英語に入門して、「多読」習慣をつけて「英語の実力」をつけるという、わたしの「ブッククラブ」で進めてきた学習方法を体系化し、書店での販売と結び付けたらどうか。

 難易度別、コース別にした本のタイトルを、書店に毎月並べる。それを「会員」は購入し、提供されるガイドに助けられながら毎月こなして行くと、だんだん力がついてくる……。プログラム名は未定だが、Reading Achievement Program (RAP)なんてどう?英語ゼロから初めて、約8年でハリーポッターが読めるまでになるプログラムだ。

 さてさて、どうだか。ちょっと煮詰めてみよう。

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