ハリーポッター7とパウエルズ書店(ポートランド)

 最低気温が30度、という東京のみなさんにはごめんなさい。ここ、ポートランドは最高気温が30度。湿度はどのくらいか、わたしの作り付け「毛髪湿度計」によれば50%?東京では「天然パーマ」がくりくり(高湿度)だったのに、こちらではほぼ直毛になる。午後の日差し、特に3時以降(サマータイム採用)が強く、木陰を歩きたい。でもそうすれば、とてもしのぎやすい。湿度が低く、日差しだけが強いので、長袖のほうが気持ちがいい。

 今回は、パウエルズ書店のなかへはまだ……。わたしの場合、入ったら最後、「ブックハント」で数時間はあっという間に消えてしまうので、ある程度日本から持って来た仕事を進めてからと思っている。だが、6月にお世話になったパウエルズのシステム係のお兄さんと、マイケル・パウエルさんには会った。

 パウエルズでのハリーポッター7の売り上げは、今のところ1万冊!「いや、たいしたことないよ、A.comは100万冊以上だよ」と巨大ネット書店と比べて、パウエル社長はご謙遜。発売前日は夜11時に本店を閉め、そのあとハリーポッターの本販売とイベントだったという。4000人の聴衆が深夜、パウエルズを取り囲んだ。コスチュームをつけてのイベント、見ものだっただろう。その晩だけのハリー7の売り上げは2000冊。
「すごい売り上げ!」と言うと、「いや、30%割引だから」とまたご謙遜。

 8月13日にポートランド入り。4日間は、19歳の少年2人の子守り。昨日2人はNYへ旅立った。今回は、今日から9月6日ごろまでこの『たより』を書くつもり。

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