「英語絵本は読み聞かせじゃない」リードアラウド怒濤の2週間

 今年の7月は実にせわしない。
 自らまいた種とはいえ、第2週に続き第3週、そして第4週立て続けにワークショップだったり、原稿の締め切りだったりだった。

 指導者向けワークショップ第2回が、21日。
 わたしの話に耳を傾けて下さる方々がいるというのは、本当にありがたいことだ。この日のテキストは、David Goes to School。(教育者、学校向けの特別廉価版:教師、学校関係者のみ購買可能。メール、電話でキッズブックスまで御連絡下さい)

 この日、強調したのは、リードアラウドのワークショップは本の選び方ひとつで、出来不出来がかなり決まるということ。本の力、絵本の力が重要な要素だ。
 この全6回のワークショップで実際に使う絵本は、今後指導者のみなさんが「おはこ」として自信を持って使っていけるものを選んだつもり。
 絵本そのものの「力」について、みなさんも他の人たちに伝えられるように、この日わたしなりにまとめてお話しした。
 英語だけではなく、英語で何か他の教科も教えるという可能性についても、具体的な本を挙げてお話した。自分が、生徒だったときに、ぜひ英語で科学や数学、歴史を習ってみたいと思っていた。そのときの熱望を忘れられず、今後も日本の英語教育に提案していくつもり。

 参加者からでた質問で、今後のわたしの課題ができた。
「絵本が1冊しかない場合、どうリードアラウドするか」
難しい。だがそういう場合は、必ずある。どうしたらいいだろう。9月からのワークショップ(9/15, 10/6, 11/10, 12/1)、あと4回で考えていきたい。

 

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