パウエルズ書店パウエル社長訪日こぼれ話

 ブログを休んでいたのは、パウエルズ書店の社長、マイケル・パウエル氏来日で、お世話係として多忙だったため。
 パウエル氏来日の、業界的意味などの考察は、業界の専門家たちにまかせるとして、こちらはお得意分野の「こぼれ話」をしていこうと思う。まずは、みやげもの篇。

 日本みやげとして、案外いいのは、刃物。ニューヨーク在住のある日本人、神保町の刃物店で、1000円するツメ切りを買って帰り、愛用中。アメリカのツメ切りは、あまりいいものがない。その素晴らしい日本製のツメ切りで、真夜中仕事帰りの地下鉄プラットフォームでツメを切るのが醍醐味だという。地下鉄構内に、シャープなツメ切りの音が「パチーン、パチーン」とこだまして、手持ち無沙汰に地下鉄を待つ、ブルックリンの黒人達の注目を集めているとのこと。

 さて、パウエル氏はこだわりの人。「日本の包丁を買って帰りたい」と、来日前からリクエストをいただいていた。日本橋にある「江戸風」の老舗と、神保町にある「京風」の老舗(例のツメ切りもあり)で商品を見比べて、京風のを2丁お買い上げ。かなりのお値段のもの。大好きな肉を切るそうな。アメリカ有名書店のオーナーが神保町の書店街で、包丁?!
 一応、日本の古書もお目にかけたが、「読めないのでわたしには無意味」。包丁屋さんのほうが、おもしろかったようだ。