「リードアラウド」というのは…

「リードアラウド」
意味:大人が朗読し、聞かせて終わる一方通行な「読み聞かせ」ではなく、子どもも一緒に声を出して、本を読む楽しさを「体感」できること。

3月10日に発売予定の『別冊 AERA with kids English 英語キッズの育て方』で、当社代表である大島英美が実践している「リードアラウド」の記事が掲載される。それには成蹊学園で行っている「リードアラウド」の様子が取り上げられていて、読むだけで大島の「リードアラウド」がどういったものなのか、よく伝わってくる。そして実際に「体感」してみたくなる。

私もこの会社に入ってすぐの頃、実際体験したことがある。その時は、英語教師の方を対象にした授業だったのだが、約1時間(1冊)が妙に短く感じた。それだけ充実した時間だったのだ。一小節ごと、発音や意味を丁寧に説明していく。中学・高校で「英語の授業」が半ばトラウマにもなっていた私は、もっと早くに大島の「リードアラウド」の授業を受けたかった……としみじみ感じた。もし、私が中学や高校時代に大島の授業を受けていたら、もっと英語が好きになっていたかも知れない。もっとまじめに勉強していたかも知れない。そんな後悔にも似た、何とも言えない気持ちになった。

成蹊小学校で、大島の「リードアラウド」の授業を受けている子どもたちの顔はどれも真剣で、退屈な顔をした子どもが一人もいない。退屈どころか、笑顔で楽しそうだ。「わたしもまぜて〜[:てれちゃう:]」と言いたくなる。授業を受けた子どもたちから、感想文が送られてきて、一度読ませてもらった事がある。授業を真剣に聞いていないと、とても書けない内容だった。それだけ、子どもを惹き付ける授業なのだ。母国語ではない言葉を、自分でも読むことが出来るという嬉しさや楽しさが、次につながる。

「リードアラウド」きっとあなたもクセになる。

コメントを残す

CAPTCHA