「無題」への2件のフィードバック

  1. NONAME より:

     J-WAVEの朝の番組KISS&HUGの、9月15日(土)7時5分ごろに、生出演することになった。話題は、子どもと英語の絵本について。

     英語絵本を子どもに買い与えようと思う親はたくさんいると思う。「いつから?」「何を?」「どのように?」という疑問がわくのは自然だ。多分、そのことを番組のナビゲーターのシェリーさんと話すことになるのだろう。
     こんな早朝に、それも土曜日、幼児の親御さんが、J-WAVEを聞いているのか?という疑問はあるのだが、番組の趣旨はずいぶんまじめでびっくりした。

     「英語の絵本いつから」は、簡単にいえばいつからでもいい。早すぎることはないし、遅すぎることもない。ただ、早いと英語で書いた本があることが、その子にとって自然な環境になりやすいかも。親が払うべき最大の注意は、英語がストレスにならないようにすること。自然に、楽しく。

     「どんな本を」の答えは、まずパパやママが好きだと思うものを。パパとママは子どものヒーロー。その「ヒーロー」が楽しそうなものだと子どもにもそれが伝播する。だから親自身が「いい」「楽しい」と思えるものを。ただ、複雑なものは「難しい」という印象が残りがちなので、次の3点で選びたい(毎度おなじみの3点)。
    1.1ページに1~3行の文
    2.進展が絵から予想しやすい
    3.繰り返しがある
    例としては、またまた
    <a href="http://kidsbks.co.jp/?mode=srh&cid=&keyword=How+Do+Dinosaurs+Say+Good+Night%3F&quot; target="_blank">How Do Dinosaurs Say Good Night?</a>
    <a href="http://www.kidsbks.co.jp/?mode=srh&cid=&keyword=David%20Shannon&quot; target="_blank">David Gets in Trouble</a>など。

     「どのように」英語絵本と親しませるかといえば、「リードアラウド」。
    日本人の場合は、子どもと一緒に声に出して読むこと。

     今は、こんな話をしようと思っているが……。

  2. NONAME より:

     最近オーディオブックについて、いろいろ尋ねられたが、思っていることをこんな風にお答えした。

    Q <strong>アメリカでは、そうとうオーディオブックが普及しているようですが、どんなところが優れているのでしょうか</strong>

    A 効率よく本が「読める」ところです。アメリカでオーディオブックが普及したのは、自動車での移動時間を有効利用できるからだと言われています。大都会では通勤時間1.5時間というのが、ざらにあります。たとえば今、オーディオブックでベストセラーの<A Href="http://kidsbks.co.jp/?mode=srh&cid=&keyword=The Kite Runner" Target="_blank">『The Kite Runner』</a>などは約12時間、<A Href="http://kidsbks.co.jp/?mode=srh&cid=&keyword=Eragon (Inheritance, Book 1)" Target="_blank">『Eragon (Inheritance, Book 1)』</a>で16時間ボリュームですから、通勤に往復3時間かかる人なら約1週間で「1冊」読める計算になります。
    <A Href="http://kidsbks.co.jp/?mode=srh&cid=&keyword=9780743545235&quot; Target="_blank"><Img Src="http://paperweightbooks.com/bookimg/0743545230.jpg&quot; Height="72" Alt="The Kite Runner"></a><A Href="http://kidsbks.co.jp/?mode=srh&cid=&keyword=9781594480003&quot; Target="_blank"><Img Src="http://paperweightbooks.com/bookimg/1594480001.jpg&quot; Height="72" Alt="The Kite Runner"></a>
    <A Href="http://kidsbks.co.jp/?mode=srh&cid=&keyword=9781400090686&quot; Target="_blank"><Img Src="http://paperweightbooks.com/bookimg/1400090687.jpg&quot; Height="72" Alt="Eragon (Inheritance, Book 1)"></a><A Href="http://kidsbks.co.jp/?mode=srh&cid=&keyword=9780375826696&quot; Target="_blank"><Img Src="http://paperweightbooks.com/bookimg/0375826696.jpg&quot; Height="72" Alt="Eragon (Inheritance, Book 1) "></a>

     またアメリカでは、週日の仕事の前後や週末に、スポーツクラブで汗を流したり、ジョギングやウォーキングをしたりする人が多いですが、耳を見るとほとんどイヤフォンが入っていています。音楽だけでなく、オーディオブックの朗読が流れていることも多いでしょう。ここでも、時間が有効利用されているようです。

     それから6、70年代に学生だった世代は、ロックをがんがん流しながら勉強などしていたはず。「ながら族」歴が長いというのも、オーディオブックの普及に一役買っていると思います。

     アメリカ人が本をよく読んでいることは、ちょっとした会話を交わすとすぐに分かります。わたしの経験でも、周囲のアメリカ人と話をしていて、TV番組やTV出演者の名前が挙がるより、話題の本や作家の名前が挙がるほうが断然多いです。忙しい人たちがそんな分厚い本をよく読んでいるなあと感心します。

     会話がビジネスに直結している人にとって、会話に「知的な要素」を加えることは、とても大切なことです。そして知識が豊富でなおかついつもアップデイトされているわけは、だらだら本を読まず、厳しい先生のようにリードしてさっさと読んでくれるオーディオブックを活用しているおかげ!?らしいのです。

     アメリカ人にとっては、紙にインクのシミがついていないオーディオブックもれっきとした「本」なのでしょう。カセットの時代は、長編の本をそのまま録音するとテープ何本もにもなってかさばるので、abridged(簡略化、編集?)されていました。しかし文字通りコンパクトなCDが普及したおかげでunabridged(オリジナル本どおり)の録音がほとんどになりました。これでやっと、オーディオブック=本となり、オーディオブックで読書する人がさらに増えたとも聞きます。

    (つづく)

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