大島@広尾日記#3

 チェックインした部屋は、眺めのいい部屋。広尾ガーデンヒルズに匹敵するらしい新マンションの建築現場が鳥瞰できるところ。六本木ヒルズも近くに見える。でも案外、東京の風景は平べったい。ニューヨーク、シカゴのような摩天楼の風景は、この丘からは臨めない。

 今日は、麻酔医1名、執刀医2名、合計3名の医師の説明を聞いた。めでたい事からいえば、年始にCTで再検査した結果、「肺と骨には今のところ転移が見られない」とのこと。でも「見えていない時もあるので、今後も継続して観察」。科学的な話の時は、いつも100%安全はないのである。

 もうひとつめでたいのは、あまり脂肪がない体なので、内臓の脂肪などとの癒着が少ないはずで見やすいだろう事。ちょっと手術が楽(医師たちにとっても)らしい。よかったよかった。

 確認事項を眺めながら、つくづく思った。肥満、喫煙、高血圧、糖尿病、アレルギーや、他の何かの疾患があると、ひとつひとつ手術の難易度が上がるのだということを。これらがなければないほど問題が減って、より安全な手術になっていく。みなさん、できるだけリスクは減らしていきましょう。

 日中からMacに向かって文章を打ち込んでいた。が、もう暗くなって、わたしのもともとない文章力がもっとなくなる時間なので、そろそろ読書の時間にしよう。
これから読もうとしているのは、
Olivia Kidney
Olivia Kidney
!!なんて事だ、冗談のようなこのタイトル、Kidneyだって……。

 痛そうで怖い、硬膜外麻酔の注射。怖い夢を見ないといいのだけど。「その話聞いただけで、ケンには麻酔がかかっちゃうよ」とは、注射や医療現場に弱いわが息子。手術の日、卒倒しないで欲しいものだ。

 あ、食事のこと。ごはん(米)が思いのほかおいしい。また熱い物は熱いし、冷たくあるべきものは冷たい。20年前の病院食からだいぶ進化した。メニューは和と中華のコンビネーション。魚自体は美味しくなかったが、食べられないというほどでもない。