大島@広尾日記

 1月中旬から、しばらく広尾に住まう事になる。今日はその準備に朝から広尾へ行った。空き時間が出来て、麻布十番スターバックス3Fでコーヒーを飲む。隣をふと見ると、ひとりの紳士が『Flags of Our Fathers』の原書を読んでいる。つい声をかけてしまった。すると彼は『父親たちの星条旗』と『硫黄島からの手紙』の両方とも映画で見た、特に『硫黄島からの手紙』はアメリカでの反応に興味があったので、ニューヨークで見て来たと言った。映画館は盛況、かなりウケていたとの感触を持った、自分もこの2部作では『硫黄島…』の方がいいと思ったなどなどと話す。残念ながらこちらもあちらも、連れがいたので話はそこまで。
 でも、この本や映画はわたしたち日本人に、戦争のことを話題にして見知らぬ同士でディスカッションする機会を与えてくれたようだ。それだけで何だかありがたい。

 正月に、安倍総理夫妻も『硫黄島…』をご覧になったそうだ。わたしがお送りした『父親たちの星条旗』は、「時間が出来たら読みます」とわざわざお返事を下さったが、映画が先になったかな……。

『Flags of Our Fathers』の原作者、James Bradley氏から「父ドク・ブラッドリーを日本に呼んだのは君だよ。ありがとう」と、ちょっとおセンチな言葉入りのポスターがクリスマス・カード代わりに届いていた。

父親たちの星条旗&Flags of Our Fathers セット
父親たちの星条旗&Flags of Our Fathers セット』(父親たちの星条旗セット)

 今年最高の正月祝いは、Powell’sから届いた「Powell’s テディ・ベア」。赤地に白抜きで「POWELL’S」と編み込みの入ったセーターを着たクマ。パウエルズの社長マイケルに(体つきが?)似たかわいいクマだ。「ボクが君を守るよ。TB」というカード付き。[:ラブ:]

コメントを残す

CAPTCHA