『Inch by Inch』参考動画~キッズブックス英語スクール

小学生クラス、そしてリードアラウド認定講師講座の8月の課題書である本書。

このビデオは模範的な読みの、ご参考に。

こちら、アドバンス認定講師のご参考に。

子どもの溌剌とした読み方に、少しでも近づけるよう、指導者のみなさんはご研鑽を。

リードアラウドしながら文法も教えたい:レッスンプラン~リードアラウド研究会

このビデオの 6:16 から 7:16 あたりまでを練習してみよう。

本『Fox in Socks』の、p.36 からp.39あたりまで。

ビデオの読みの速度は、Tongue Twisterになっていないので、読み下せるようになったら、少し速く読もう。

ネイティブでもこれくらい難しい、ということを見せて、挑戦する気を起こさせるのもいい。

ここでこの4ページ(p.36 からp.39)を使って、文法用語を使わない「世界一簡単な」という「ビックファットキャット式」英語ルールを使って、英語の単純化した文法指導をしてみる。

 

Bim    comes.              Bem comes.

A             ➡️

(役者)    (動作をする)

基本の文型だ。

Bim           brings         Ben         broom.

A                  ➡️          (付録)          B

(役者)    (動作をする)                (動作を向ける相手)

Ben brings Bim broom.  これも同様。

 

それでは、次の文は、Aと➡️とBはどれ?

Ben           bends          Bim’s    broom.

A                  ➡️  (相手の化粧)  B

Bim bends Ben’s broom.  これも同様。

 

Bim’s bends.  / Ben’s bends.これは?「簡単!」の声が聞こえそうだ。そう、

A            ➡️

最後は応用編。A と ➡️はどれだろう?

Ben’s bent broom breaks.

(化粧)     A         ➡️

 

主体である「役者」と、それがする「動作」をみつけだす。

そのほか、状況を詳しくするのが「付録」と「化粧」。

役者であるAやBが身につけるのが「化粧」で、その他が「付録」。

 

小学生低学年には、品詞の区別がときに難しいかもしれない。

固有名前とか知っている動作の単語ならいいが、新出の場合はどのくらい推測力でついてこられるか。

クラスの雰囲気を開放的にして、いい思いつきが出るようにしつつ、ダレさせずある程度の緊張が保てれば、きっといい飛躍ができる子どもたちのはず!

「実験」は、8月末に。

Spelling Bee@小学生クラス~キッズブックス英語スクール

あの手この手で子どものやる気に火をつけようと、このたびは「マシーン」を作った。

日本ではあまり使われていない発砲スチロールのカップを使って、Three letter wordsを作る装置。
これを応用し、数字の代わりにアルファベット(小文字)を書いたものを、3段重ねた。

小学生クラスともなれば、実はたくさんの英語の語彙が蓄積されている。

音で知っている語が多いのだが、それを文字でも認識して、記憶に強く刻ませようと作った「マシーン」だ。

スペリングを覚えていくのに、英語圏では3文字で出来ている語から始めることが多い。

それに習ってのthree letter wordsだ。

時間内に出来るだけたくさんの単語を作る、というゲームにしようと思う。

その準備に、ちょうどいいビデオを見つけたので、みなさん、そっと練習して次回、クラスのみんなを驚かせる、というのはどうだろう?

無理なく、遊びのように、ちょっと楽しんでくれるといいのだが。

先生の英語、ゆっく~り過ぎない?〜リードアラウド研究会

小学生のクラスで、ユーチューブで見つけた音楽ビデオ(One Was Johnny)に合わせて歌おうとしたところ、ところどころ速すぎてついていけない。

そこで、ユーチューブにある「機能」で、速度調整をいじって、0.75にしたところ、やっとみんなついていけるようになった。
25%減の速さでも、たぶん(日本の)世間では「速い」と感じるのかもしれない。

これで付いて来られる、わが小学生たちは大健闘していると思う。

このエピソードで思ったことがある。

日本で教わる英語、ちょっと言う速さが遅くないか?

                    ↓

この速さ(rate)。
不自然な遅さ、日本人の先生はもとより、英語圏の先生にも特徴的だ。
周りがみんなそうだから、不自然に感じていなくて、「ナチュラルスピード」とか言ってしまっているのかも知れない。

でも、英語圏に行ってみたら、英語圏の空港に足を一歩踏み入れただけでも分かるはず。
日本での英語がなんと「親切」だったことか。

現地で「ナチュラルスピード」はたとえば、こんな感じ。

そういえば、Sesame Streetのキャラクターたちもナチュラルスピード。

               

以前、いわゆるネイティブの人たち、ひとりならず何人もから、面白い話を聞いた。
日本でしばらく英語を教えて母国に帰り、家族や友人に再会したところ…

「英語がヘン」
「下手になった」
「その英語、どうしちゃったの?」

などなどと、言われたという話だ。

どういう英語かというと、
1. ゆっ〜くり
2. 一語一語単語を確認するような、独特ののたりくたりした抑揚がある

「英語の先生英語」とでも呼べそうな特別なクセのある英語だ。

              ↓

ということからすると、
「ネイティブの先生」も、もしかしたらナチュラルな英語を使っていない?!

もちろん、「ネイティブの先生」にならう日本人の英語の先生もしかり。

そしてこうして日本で英語を習った生徒は、まじめで勤勉な生徒ほど先生のコピーになる。
つまり、ゆっく〜り。

英語がよくわからない生徒に分かりやすく話そうという、親切心からなのだが、その英語に慣れていると、本場で速く(ナチュラルスピードで)話されると聞き取れない。

そして、話したり読んだりすると「ヘン」と言われてしまうことも。

つまりは、不親切をしてしまっていることになる。

                  ↓

では、英語指導者としてできることはなにか?

                  ↓

日常的に、英語圏での普通に近い速さの英語を使うよう努めること!

                  ↓

「速く言ったり読む(英語圏のナチュラルスピード)」ことは、子どものクラスでは一種の遊びにもなる。

チャレンジしようと、やる気を起こす子ども、きゃっきゃ笑う子ども。

早口遊びの感覚だろう。
みんな楽しんでくれる。

「英語を英語圏でのナチュラルスピードで言う、読む、それらを聴く」アクティビティはいかが?

英語力評価テストSpeakingどうする?〜キッズブックス英語スクール

下は4歳から上は高校生、一般まで、Fluent Readerになることを目指すリードアラウドという指導法を通して、英語を教えている。

中学生、高校生になると、外部で英語力を客観的に評価される機会も出てくるので、ときに英語絵本を離れてTest Prepとうたわれるワークブックを取入れることもある。

そのなかの、特にspeakingの評価の準備として、これまで出題されたものを、例題として生徒にやらせてみた。

TOEFLからの一例で、設問はこれだ。

Talk about an enjoyable or memorable experience that you had when you were alone. Explain what made this event so memorable.

これを15秒考えて、45秒で答える。

困った、困った。
高校生は、質問の意味はほぼ分かるが、問われているような経験が「ない」「ひとりでやることなんて、あまりないし」などという。

考えがまとまらず、目はウロウロ、どうしようという気持ちがあふれ、見ているこちらも申し訳なくなる。

ここで、どう指導したものか?

ーもっと、いろんな経験をしておきましょう
と言うのか?

人生にいろんなエピソードを持つこと、
本質はそういうことだが、
受験生にとったら、今はそれをしている場合じゃないだろう。

ならば…
口からでまかせ、だ。
それを言う練習をしよう!

普通の素直な解答者の心理として、まっさきに本当のエピソードを、記憶の中から探す。

その記憶回路は、脳の遠い所にあって呼び出しにくい。
すぐに見つかっても、ついでにそのときの、いらぬ詳細な心理までくっついて出てきてしまい、恥ずかしくなったり、怒りがわいたり、試験解答には余計だ。

そこでー

「作り話」をすればいい。

真実にこだわらず、即興で話の糸を引っ張り出す。

そして、重要なことだが、思いついた話に、具体的な背景、時や場所などを付け加え、状況が目に浮かぶように話す。

つまり、
お題に即、反応して、それで話をふくらませる。

これ、どこかでやったことがあるな…

そうだ!
シアターゲームの「Tell a Story」じゃないか。

これは、何もないところから、ひとりひとりが思いつきで話を広げ、繋げて行く。考える時間はほとんどなし。
文字通り、口からでまかせ。

ゲームの場合は、グループでひとつの未知の話を結論まで紡いで行くのだが、英語力評価の場では、それをひとりでやればいいわけだ。

英語のspeaking評価を受けるときに、英語力だけでなく、「口からでまかせ力」、つまり即興力があると、もう楽勝だ。

中高生を教えてのこの気づきから、今後、特に小学生のクラスで、読むだけでなく、Tell a story をアクティビティに取入れていく工夫ができたらと思う。

ちなみに、本設問の模範解答は以下のとおり。

A few years ago, I went on a really long bike ride on my own. One of my tutors at college had told me about a rare falcon which had given birth to some chicks. It had a nest on the side of a cliff, and birdwatchers were really gathering there to see it. I decided to see it too, even though I wasn’t really interested in birds. I wanted to go on a bike ride, and this gave me something to aim for. I took a route via several beautiful beaches. The scenery was really pretty. I remember that it was very hot and I got sunburn across one side of my body. I don’t remember much about the falcon. I couldn’t see it very well because I didn’t have any binoculars. What I remember most is how much I travelled. It was about thirty miles to the cliff each way, but because of my roundabout route, I probably cycled over eighty miles there and back. That’s the most I’ve ever done in a day.