大島英美のBLOG

Serious about Books~NYの独立系書店のがんばり

紙の本や、それを売る本屋さんにちょっと元気がない日本。
特に古くからあった小さな本屋さんが消えていく今日この頃。

アメリカも10年くらい前は、同様で「本屋がなくなる」と暗いムードが広がっていた。

でも今日、紙の本は持ち直し、人々は「本好き」はいなくならない、と確信を持ち始めた。

NYでこうして元気に商っている独立系書店を尋ねて、秘訣等をたずねる視察を手伝った。

これから、わたしも記事を書く。

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絵本の表紙がTシャツに!

前々から、可愛らしいなと思っていた古典的絵本の表紙をデザインに使ったTシャツ。

これは他の本屋さんのビデオだが、これと同じ製造元の製品をキッズブックスが扱う。

最初に入荷するのは、以下の本のTシャツ(2, 3, 4-5歳用)ロンパース(12ヶ月、18ヶ月用)。
Harry the Dirty Dog
Frog and Toad Are Friends
The Very Hungry Caterpillar
Where the Wild Things Are
Goodnight Moon
Don’t Let the Pigeon Drive the Bus

あと2〜3週間でウェブショップにアップできそう。

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事務所+キッズブックス引越迫る

スクールやワークショップは、これまでどおりの二子玉川教室だが、事務所(ペイパーウェイト・ブックス)+キッズブックス(買い物もできるショールーム)を、2014年2月12日に引越す事になった。

新事務所+キッズブックスは、田園都市線の用賀へ。
二子玉川教室も、徒歩で15分程度。
用賀駅南口から徒歩8分程度。こちら。

スクールやワークショップの相談、本選びも、窓からの日差しも気持ちよい、こちらでどうぞ(要予約、平日)。

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「かいじゅうたちのいるところまで、いくらですか?」

Maurice Sendak が亡くなった。
NYタイムズに詳しい追悼記事が載っている。
お勧め記事は、おそらくSendakの伝記を書くと思われる人による
この記事

センダク……、なんと言っても最も知られた絵本は、Where the Wild Things Areだ。
これは、それまで児童書が扱ってこなかった、「子どもの教育上よくない」「子どもの本で扱うべきではない」とされるもの:
親や大人への悪口、口答え、反抗的行動、そして親などによるおしおき、「子どもを食べる」など怖い行為
などを扱った。
出版当初は賛否両論あったようだが、結果的に絵本の最高名誉コルデコット大賞受賞し、大いに売れ続けている。
結果的に、本書が受け入れられたおかげで、その後の絵本界からタブーが減った。
一種の、革命だったのかもしれない。

わたしのスクールでも、2年目の小学生が発表会で読む本だったので、何度も練習に付き合った。
読んでも読んでも発見があって、あきない。
子どもの発想として自然な流れで、おとなからの決めつけのようなイヤな視線を感じない。
主人公の気持ちが、子どもにはすごくよくわかる。

あんまり「カワイイ」とはいえない登場キャラクターたちのモデルは、ユダヤ系であるセンダクの親類のおばさんたちだという。
確かに、子どもが描く辛辣な似顔絵やマンガのようにも見える。
共感を覚える子どもが多いのも、頷ける。

作家は子ども読者から、沢山の手紙を受け取るが、最近の傑作としてセンダクが挙げたのは、こんな手紙。
「かいじゅうたちのいるところまで、いくらかかりますか。お金が足りるようだったら、ぼくは妹と行ってみたいと思います」

ああ、わたしも行ってみたい。
作家は、今、肉体をこの世に残し、自由な魂になって、先に逝った同性のパートナーと堂々と合流し、絵本の中のような時間も距離も関係ない世界で遊んでいるのかも知れない。