英語絵本リードアラウド認定講師第7回報告:その1〜リードアラウド研究会

おまちかね、

Elephant and Piggieシリーズから、A Big Guy Took My Ball を使って、リードアラウドの朗読と指導を研鑽する回。

 

これまでの振り返りと、しっかりwarm-upしたら、皆さんの自習の成果として、一人一人、全文朗読した。

 

・・・レベルが高い。

 

こうなると、きっと日本という狭い世間じゃ、「お上手ですね」で終わってしまうのだと思う。

でも、それはこんなに力がある人たちに、実は失礼なことだ。

 

まだまだ磨きようがあるということ、そしてどこがその部分かを伝えるべきだと思っている。

子どもが「あいた口がふさがらない」くらい、印象深いものにしつつ、大人も「子どもの付き合い」としてではなく、本気で楽しめるものにするには、まだまだ突っ込みどころ満載なのである。

 

わたしは、同志として皆さんに失礼なことはしないゾ!

 

と、この日、突っ込んだところは、以下のよう。

 

まずは表現(朗読)から。

・声の大小、強弱について

作者が意図しているvolumeを感知し、再現すること。

「頭脳犯」のこの作者、活字の大きさをきちんと段階に分けている。

わたしの解読では、5段階。

作者の意図を解読し、再現するのがまずは、わたしたちの使命だ。

科学的にきっちり5段階にする必要はないが、感覚的に5段階を意識する。

 

自習では、油断すると2段階、強弱しかない。ちょっと気をつけても3段階。

でも実は5段階。

もう一度、5から1まで、どの台詞なのか見直し、そこを取り出して、最初は機械的に声の強さの段階を作る演習。

これで意識下に強弱の感覚が入る。

それから読むと、朗読がさらに立体的になる。

写真で言えば、解像度が上がる感覚だ。

 

皆さんは、演習後に違いが出てきたのを、聞き取れただろうか。

 

(続く)

リードアラウドの選書について〜キッズブックス英語スクール

リードアラウドの絵本は、どういう基準で選んでいるのだろうーーと思った方も少なくないだろう。
目下の選書の基準は、最近の英語圏の出版事情などを鑑みて、以下のようにまとめられる。

  1. 長期に渡って、比較的楽に手に入りそうなもの
    1. 定評、根強い人気、有名な賞の受賞歴
        Caldecott賞、Kate Greenaway賞、Newbery賞、National Book Awards、Geisel(Dr. Seuss)Award、E.B. White Read Aloud Award、Indies Choice Book Awards、Indies Choice、New York Times Best Illustrated Books
    2. ペーパーバック版が存在する
  2. 絵・デザイン・タイポグラフィー(文字)に、魅力・洗練・工夫があるもの
    1. 丁寧な作りで、子どもや読者へのrespectがある
    2. コストをかけているということは、出版社が売れると予想している証拠
    3. 飽きない、多様な楽しみ方がある、遊びの要素が勝って勉強の圧力を感じにくい
  3. 本文に物語としての面白さ・深さ、文としての楽しさ・美しさがあるもの
    1. 飽きない、いろいろな楽しみ方ができる、心に響く
    2. 子どもに知ってほしい情報(事実、テーマ、教訓、情操など)がある
  4. 文と絵がおおよそ表裏一体のもの
    1. 内容のほとんどを絵で追うことができる(わかりやすい)
    2. 絵から多くの情報が得られる

声に出して読む英語絵本

リードアラウドする本の選書方法、基準?〜リードアラウド研究会

リードアラウドと名乗って、皆さんと英語絵本を声に出して読み始めて、10年以上の月日がたった。

「深読み」も年季が入ってきたが、もっとも年季が入っていると思うのは選書だろう。

 

より客観性のある「選書眼」を目指してきた。

それを養うには、どうやら年月をかけ継続的に(いつも新刊が加わるので)、量的にたくさん読んだり目や手にしたりする必要があるようだ。

 

みんながみんな、そんな時間もないだろう。

たまたま、運や、気力や色々あって、ここまでやってきた私が、

「選んだものを信じてください」

というような形で、スクールや研究会で使う本を決めてきている。

 

「鵜呑み」していただいて、皆さんが省力化をはかり、これぞという本を読んで楽しむほうに注力してもらえばいい。

といっても、「やっぱりどういう基準で選んでいるか知りたい」と思う人へ。

 

こんな「基準」で選んでいる;

1)長期に渡って比較的楽に手に入りそうなもの

 

2)絵・デザイン・タイポグラフィー(文字)に、魅力・洗練・工夫があるもの

 

3)本文に物語としての面白さ・深さ、文としての楽しさ・美しさがあるもの

 

4)本文とイラストがおおよそ表裏一体で、絵から多くの情報が得られるもの

 

以上、認定講師講座第7回で詳しく!

子どもも大人もTongue Twisters!by Dr. Seuss〜リードアラウド研究会10月の課題

ここしばらく、この本1冊でいろいろなクラスの指導をしている。

一番上達目覚ましいのが、大人セミナーのみなさん。

上達の過程というのが、よく見えた。

今後のリードアラウドの要、reading fluency指導の体系化に役立ちそうだ。

 

それは、こんな過程だ。

 

1. たどたどしく、読み間違えたり、切れ目が意味とまるで関係ない。聞いていて意味がとれない

 

2. 単語が一通り正確に読めるようになるが、朗読に表情がない。意味がところどころわかるが、聞いていてつまらない

 

3. 文の構成(S, V, O, Cなど)を考え解釈すると、文の切れ目とアクセントを置く語が文意にあって、聞いていて意味がとれる。

抑揚がつき、語ってくれているようで飽きないが、多少まどろっこしい。

 

4. 意味が取りやすいニュアンスがついたまま、すらすら早めに読むので、頭にすらすら入る。文の楽しさが伝わる。

 

小学生のみなさん、そして、指導者のみなさん

 

今月は、以下の課題文で、tongue twistersの練習をどうぞ。

 

Tongue Twisters by Dr. Seuss:

 

Through three cheese trees/ three free fleas flew.

While these fleas flew, freezy breeze blew.

Freezy breeze made / these three trees freeze.

Freezy trees made/ these trees’ cheese freeze.

That’s what made these/ three free fleas sneeze.

Elephant & Piggie シリーズですよ!〜リードアラウド研究会

いよいよ今度のワークショップ(英語絵本リードアラウド認定講師講座第7回)は、Elephant & Piggieシリーズの『A Big Guy Took My Ball!』

リードアラウド自体がリーダーズシアターになっている。

お手本は、この子たち。
指導した生徒たちだが、本当に楽しんでやっている。

これなら、同年代の子どもたちも、「何々?」「どこに楽しさがある?」「やってみたいな」と思うのでは。

大人はどこまでやれるか?!

こんなミュージカルまであり!

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