リードアラウドする本の選書方法、基準?〜リードアラウド研究会

リードアラウドと名乗って、皆さんと英語絵本を声に出して読み始めて、10年以上の月日がたった。

「深読み」も年季が入ってきたが、もっとも年季が入っていると思うのは選書だろう。

 

より客観性のある「選書眼」を目指してきた。

それを養うには、どうやら年月をかけ継続的に(いつも新刊が加わるので)、量的にたくさん読んだり目や手にしたりする必要があるようだ。

 

みんながみんな、そんな時間もないだろう。

たまたま、運や、気力や色々あって、ここまでやってきた私が、

「選んだものを信じてください」

というような形で、スクールや研究会で使う本を決めてきている。

 

「鵜呑み」していただいて、皆さんが省力化をはかり、これぞという本を読んで楽しむほうに注力してもらえばいい。

といっても、「やっぱりどういう基準で選んでいるか知りたい」と思う人へ。

 

こんな「基準」で選んでいる;

1)長期に渡って比較的楽に手に入りそうなもの

 

2)絵・デザイン・タイポグラフィー(文字)に、魅力・洗練・工夫があるもの

 

3)本文に物語としての面白さ・深さ、文としての楽しさ・美しさがあるもの

 

4)本文とイラストがおおよそ表裏一体で、絵から多くの情報が得られるもの

 

以上、認定講師講座第7回で詳しく!

子どもも大人もTongue Twisters!by Dr. Seuss〜リードアラウド研究会10月の課題

ここしばらく、この本1冊でいろいろなクラスの指導をしている。

一番上達目覚ましいのが、大人セミナーのみなさん。

上達の過程というのが、よく見えた。

今後のリードアラウドの要、reading fluency指導の体系化に役立ちそうだ。

 

それは、こんな過程だ。

 

1. たどたどしく、読み間違えたり、切れ目が意味とまるで関係ない。聞いていて意味がとれない

 

2. 単語が一通り正確に読めるようになるが、朗読に表情がない。意味がところどころわかるが、聞いていてつまらない

 

3. 文の構成(S, V, O, Cなど)を考え解釈すると、文の切れ目とアクセントを置く語が文意にあって、聞いていて意味がとれる。

抑揚がつき、語ってくれているようで飽きないが、多少まどろっこしい。

 

4. 意味が取りやすいニュアンスがついたまま、すらすら早めに読むので、頭にすらすら入る。文の楽しさが伝わる。

 

小学生のみなさん、そして、指導者のみなさん

 

今月は、以下の課題文で、tongue twistersの練習をどうぞ。

 

Tongue Twisters by Dr. Seuss:

 

Through three cheese trees/ three free fleas flew.

While these fleas flew, freezy breeze blew.

Freezy breeze made / these three trees freeze.

Freezy trees made/ these trees’ cheese freeze.

That’s what made these/ three free fleas sneeze.

Elephant & Piggie シリーズですよ!〜リードアラウド研究会

いよいよ今度のワークショップ(英語絵本リードアラウド認定講師講座第7回)は、Elephant & Piggieシリーズの『A Big Guy Took My Ball!』

リードアラウド自体がリーダーズシアターになっている。

お手本は、この子たち。
指導した生徒たちだが、本当に楽しんでやっている。

これなら、同年代の子どもたちも、「何々?」「どこに楽しさがある?」「やってみたいな」と思うのでは。

大人はどこまでやれるか?!

こんなミュージカルまであり!

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『I Spy』を家庭で楽しむ〜キッズブックス英語スクール

リードアラウドの目的のひとつは、英語学習の動機付け。

家庭でも英語の本に親しんでもらいたい。

そのためのステップ。『I Spy』を始めたばかりのスクール生の家庭ではこんな形でいかが。

STEP 1:

『I Spy』をリビングなど目につくところに置く。

インテリア風に飾るとか、欧米で言うところの「Coffee Table Book」(応接セットの低い机の上に、さりげなく飾るように置く本のこと)として。

 

シーン1(門)とシーン2(家の外観)はクラスで終えたところだが、まだまだミッケしていないものがあるので…

 

STEP 2

「あ、I spy 貝殻(shell)」他、a bat、安全ピン(safety pin)、a bell

 

次は、まだやっていないシーン。どのページでも…

STEP 3

日本語でミッケ。見つけられるもの、なんでも。英語も知っていたら言い合い、知らなかったら「スクールでやろうね」。

どんどん先をやるのではなく、1つ1つのシーンをじっくり。

STEP 4

どこかのページを指定して、問題を出し合う。「p. 31で、しましまのネコ。どこにいるでしょう」など

 

どうぞ、まずはこの本をお楽しみください。

『I SPY』で悲喜こもごも〜キッズブックス英語スクール

 

案の定だった。この本の子どもへのインパクト。

 

未就学児は「競争心」に火がついて、少々ヒリヒリ。

ミッケできた数でクラスメートに「負け」て、烈火のごとく泣き叫ぶ子どもに、久々に人間の本能的な心の動きを見た。

 

「負けたくない気持ち」のエネルギーは、尊い

 

今の本人には苦しいかもしれないが、自分で収める力をつける機会だ。

 

この日のこの子も、半年前と比べたら怒りを収めるのが早くなった。

帰りがけには、ご機嫌に。

 

小学生クラスでは、もう泣く子はいないが、ミッケが遅れる子どもに微妙な心の揺らぎがあって、興味深い。

 

「6、7歳まではミッケが良くできるのだけれど、どうも大人の仲間入りすると大人と同じくミッケが下手になっちゃうんだよね。8歳からかなあ」

 

「6、7歳」は適当な年齢、たまたまこの日のミッケで調子が良かった子たちの年齢だが、8歳と指導者、母たちがちょっとだけミッケに手間取っていたので、こんなことを言った。

 

「あの、8歳だけど」

 

マンガの描写で言ったら「ザーザー」と顔に線が描かれた感じ。

青ざめた?

 

大人たちは、確かにどこかが変わってしまって、絵本の絵の観察力が落ちている。

 

でも、8歳は冗談!

 

大丈夫。すぐにミッケに慣れるから。

 

ちなみに、この『I Spy』はシリーズになっていて、小学生5~6年生でも大好きだ。

翻訳もあるのだが、英語がオリジナル。

 

語彙を楽しく学べる。読み下しの練習になる。

そして、もちろんリードアラウドも。

 

まだまだ先のページ、そしてまた続編もたくさんあって、楽しみだ。