大島英美のBLOG

「英語絵本朗読ワークショップ2012秋」を終えて:充実!

5時間半で3冊の絵本朗読を学ぶワークショップという初めての試みが終わった。
ひとことで感想を表せば「充実」。

3冊もの絵本をいっぺんに、ほぼぶっとうしで、参加者自身に身体を使って学んでもらった。
企画した時点では「もしかしたら蛮行?」とも思った。

だが、結果は
NO! It wasn’t.
意義ある結果が出せたと思う。

参加者の熱意のスタート地点が違うのかもしれない。
なにしろ、この広い世の中からこのワークショップを探し出し、「どんなものか、よく分からなかったけど」(参加者談)申し込んだのだ。

「はじめに」「目的確認」「ボイストレーニング」とアジェンダが進み、1冊目のテキスト『David Goes to School』の解釈が始まるあたりから、参加者の熱気がうねり始めた。
最初にグループに分かれてやってもらった朗読と、全員で解釈し終わったあとの朗読では、くっきり違ってくる。
学んだことが、ぐんぐん朗読に反映するのが凄い。

何人もの登場人物の読み分けに挑戦した、『Cat the Cat, Who Is That?』でも然り。
楽しい笑い声も響いた。
「わたしがわたしでなくなった」と感想をもらす参加者も。
そして3冊目の『How Do Dinosaurs Say Good Night? 』では、疲れが見えるどころか、3冊やってきた上達が見えた。

圧巻だった。
ワークショップが参加者の(朗読に必要な)表現を発露するきっかけになった、と実感した時間だった。

今回のワークショップは、ひだのあるプリーツスカートのアイロン掛けの方法を学ぶようなものかも。
ワークショップのあとしばらくは、スカートにちゃんと「ひだ」が付いている。
でも日が経つと、だんだん「ひだ」が取れる。
そこで、自分でアイロン掛けをしてみるが、ちょっと曲がってしまいうまくできない……。

ワークショップ後の学び方を、この例えで考えてみる。

○頻繁にアイロンを掛ける=ワークショップで学んだ方法を思い出し、朗読の練習をする
○スカートをはく=実際に朗読して誰かに聴いてもらう
○ほかのスカートのアイロン掛けも学ぶ=再びワークショップに参加して、いろいろなパターンを学ぶ(秋・冬・春・夏でテキストが変わります)

こうして、ワークショップで色んな本の朗読を学んでいくうちに、いくつかのスタイルが見え始め、次第に自習力も身に付いていく。
つど、自主的に練習を重ねて行けば、アイロン掛けに必要な「腕力」、つまり声の張りが出てくる。

次回の「英語絵本朗読ワークショップ2013冬」は、2013年2月3日(日)開催予定。
また、朗読方法と指導法が学べる「絵本リードアラウド・ワークショップ2013」は、2013年3月から2014年1月まで1回程度、全10回(通年参加)の予定(概要は近日発表)。

David Goes to School
『David Goes to School』

Cat the Cat, Who Is That?
『Cat the Cat, Who Is That?』

How Do Dinosaurs Say Good Night?
『How Do Dinosaurs Say Good Night?』